イベントレポート

小中学校で造血幹細胞移植に関する授業が行われました

埼玉県草加市の小中学校で、造血幹細胞(骨髄・さい帯血)移植に関する授業が行われ、日本赤十字社は授業の解説のための職員派遣や、生徒・保護者に配布するパンフレットと体験授業用資材の提供などで協力しました。

講演会「いのちみつめて」

2月17日、中学校の2年生186名を対象に講演会が行われました。

スピーカーはご自身も骨髄移植の経験があり、日本の骨髄バンク設立にご尽力された大谷貴子さんです。

25歳で白血病を発症してから、たくさんの輸血を受け、骨髄移植のドナーが見つからなければ生きることができなかったご自身の経験から「献血や骨髄ドナー登録でたくさんのいのちが救える。人のいのちを救えるということは、自分が健康であることの証明にもなる。」と、いのちの大切さを語り、生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。

講演後、生徒代表から大谷さんへ花束が贈られ「話を聞くまで骨髄バンクのことは全く知らなかった。まだ献血や骨髄ドナー登録はできないけど、まずは今日の話を家族に伝えたい」と感想を述べました。

病気の人を助ける大切なしくみを知ろう

2月19日には、小学校の5年生を対象に体験授業が行われました。

マンガとクイズで「白血病」と「ドナー」について学び、赤ちゃんの人形を使って「さい帯血の採取」を体験しました。

「白血病は血が白くなる病気?」「どうして18歳にならないとドナー登録できないの?」などなど、子どもたちからたくさんの質問がありました。授業のあとには、「白血病は手術をすれば簡単に治ると思っていたけど、ドナーという人がいないと助からないことにびっくりした。」

「今はドナー登録するのは怖いけど、成長していくうちに、健康だったらなってみたいと思いました」など、とっても素直な感想を聞かせてくれました。